【国内に開発拠点をおいているからこそできる事】【passiv Fan】蓄熱エレメントや換気ファンの落下防止策について 開発裏話

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passiv Fanの断面はこのように蓄熱エレメントや換気ファンが

スリーブ管にすっぽりおさまるデザインなのですね。

 

 

よく蓄熱エレメントや換気ファンが落ちちゃうんじゃないの?

と想像され、ご質問をいただくことがあります。

 

という事が、どういう言う事かと言いますと、

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passiv Fanスリーブ管は雨などが逆流してきても良いように、

上図のように水勾配をつけて設置されるのですが、

施工中や、

完成後、お施主様のメンテナンス時に、

奥まで突っ込みすぎて外側に落ちちゃうの??

という疑問がむかしはよくありました。

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でも大丈夫!!

 

passiv Fanを縦にしても、

ご覧のとおり!!

 

真っ逆さまにしても落ちません。

 

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屋外フードをはずしてみますと、

 

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幅の薄いテープが見えます。

これが「落下防止テープ」です。

 

スポンジテープで、

片側に両面テープがついており、

スリーブ管の内側に貼っていきます。

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万一入り込んだ水がキチンと流れるように

一番下側の中央部分は貼りません。

 

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湿気に反応して硬化するテープを使用しているので、

施工中は短時間であれば何回貼り直しても大丈夫!!

硬化後は非常に強いです。

 

2.5Kgある蓄熱エレメントの荷重にも十分耐えることが出来ます。

 

 

スポンジだったら、水を含んじゃうとどうなるの?と

たまに聞かれることがありますが、

このスポンジは、アクリル防水加工により、

最大600Paの暴風雨に耐える耐降雨性能を保有しており、

水蒸気を通すという透湿性を兼ね備えています。

 

ちなみに、

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蓄熱エレメントの周囲のスポンジも同様の素材です。

だから、水につけても大丈夫なんですね。

 

 

このテープは、

古いビルディングの外壁をメンテナンスするときに、

使われるものなのです。

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ちょっと話は飛躍しますが、、、

劣化した外壁目地を補修するときや、

開口部のジョイントを補修するときには、

通常樹脂系のシーリング剤が使われていることが多いので、

取り除く作業の上に新規で充填していくという工事をするのですが、

紫外線のもろに浴びて雨ざらしになる屋外での接着剤のその寿命は

建物寿命から見ると長持ちするとはとても言えません。

 

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そこで目地シーリングの長寿命化を目指して、

このスポンジテープが海外で開発されました。

耐紫外線性能を保持しています。

 

もう一つ大事なことは、

新しく施工したシーリングに問題があってはいけないということです。

日本は梅雨があり多湿ですので、

特に湿気の逃げ道を考えることが重要です。

開口部やサッシのシーリングに問題があると、

不完全な気密や湿気によるカビの発生を引き起こします。

 

さらに、気密・断熱の不備は冷暖房効率を悪くし、

カビの発生はアレルギーの発生などにもつながります。

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サーモグラフィが示す目地シーリングの不備による放熱の様子

このスポンジテープは優れた機能性により、

そうした問題を回避し、より快適な生活を実現することができます。

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スポンジテープによる改修後最適なシーリングによるエネルギーを節約

 

話がちょっと脱線しましたが、

落下防止テープに採用しているスポンジテープは

屋外にもちろん適しているテープですので、

ご安心くださいね(#^^#)

 

 

エアラボ ウスイタツヒコ

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