暑い夏を乗り切るための換気方法「ナイトパージ」|用語の解説と効果的な使い方について

こんにちは。エアラボの臼井です。

 

まだ蝉の鳴き声はしませんが、

日を追うごと徐々に気温が高まり、

今年の夏はかなり暑くなりそうと言われております。

 

そこで、

皆さんのおうちでも簡単にできる

暑い夏を乗り切るための換気方法について紹介したいと思います!

 

 

ナイトパージとは・・・?

 

「ナイトパージ(Night Purge)」は、

「夜間導入」「夜間冷却」「夜間換気」などと言われます。

 

夏は日中よりも夜の方が空気気温が低くなります。

この夜間の外気を積極的に導入して室内を冷ますことで、

空調開始の時間や、ピークタイム利用を遅らせる手法です。

 

一般的には、ビルや大型施設等の空調手法としてナイトパージは浸透していますが、

住宅においても夜間窓を開けてナイトパージ(外気導入)を行うことは有効です。

 

 

ナイトパージの効果

 

私たちの暮らしは今、多くの家電、照明に囲まれています。

その家電、照明ひとつひとつから発熱があり、人体からの発熱もありますので、

日射がない夜間帯でも、内部発熱が存在します。

そして、閉め切った空間は発熱がある限り、徐々に温度上昇し、

室内は暑く寝苦しくなっていきます。

そこで、窓を開けます。

室外は室内に比べて、温度が低い状態にありますので、

外の空気を取り入れることは、室内を冷却することにつながります。

 

 

ナイトパージを効果的なものにする

 

外気を取り込むという事と、熱を捨てるという事を同時に行うと、

ナイトパージはより効果を生みます。

 

例えばマンションのような間取りの場合、

陽当たりの良い南向きのリビングには熱が溜まりがちです。

南のリビングの窓際に扇風機やサーキュレータを外に向けて回し、熱ごと空気を排気することで排熱を促すと同時に、

日夜と問わず温度が安定している北側のお部屋から空気を取り込むと効果的です。

 

 

2階建ての戸建住宅の場合では、

2階のお部屋の方が温度が高くなりがちですので、

1階のお部屋から空気を取り込み、2階の部屋から排気をしてあげると効果的です。

 

窓に向けて扇風機やサーキュレータを回すときは、

開けた窓全体に扇風機の風がいきわたるように

窓から少し離した(1m程度)位置に設置して、

首振りせず固定で運転すると良いです。

 

 

パッシブファンのナイトパージ機能

 

弊社換気システム「passiv Fan(パッシブファン)」にはナイトパージ機能が付いています。

住宅では防犯上なかなか窓を開けっぱなしに出来ないですが、

換気システムでナイトパージを行うことで安心して就寝いただくことが可能です。

 

商品ページ Product site-

https://air-labo.jp/products/passiv-fan-3.html

 

 

「passiv Fan(パッシブファン)」をご検討中の方へ

 

ただし、ナイトパージ機能を活かすためには

換気システムを設置する方角や、

設置高さなどの位置がとても重要になってきますので、

熱の性質、機器の特徴をご理解いただく必要がございます。

 

「設置場所を相談したい!」

「音など気にならないの?」等の様々なお声にも個別にご相談可能ですので、お気軽にご連絡ください!

 

 

エアラボ 臼井達彦

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エアラボは第一種・ダクトレス熱交換換気システムpassiv Fan(パッシブファン)のメーカーです。

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