こんにちは。エアラボの臼井です。
秋が深まり肌寒くなってきましたが、冬支度はお済でしょうか?
さて、今回 passiv Fanを設置させていただいたのは某寺院の『本堂』です。
換気システムがないご本堂で、
人が多く集まる法事の時は、
感染症対策として真冬であっても窓を開け放って行われていたようです。
換気システムの採用きっかけ
ご住職様は「エアコンを付けながら窓開けをしていては勿体無い」という事で、
第一種換気を取り入れる決意をされました。
しかし、なかなか空調メーカーから受けた提案はダクト式のものが多く、
ダクトが縦横に這いまわるし、
機械的な意匠が代々受け継がれてきた本堂のコンセプトとも合わない、
という事でご住職ご自身でも色々とお調べになられ、
意匠的にも目立ちにくく、
メンテナンスも容易なダクトレス型を最終的に選択されました。
計画スタート
本堂は最高天井高さ6mはある本堂は非常に気積の大きな建物です。
南北は境内の目立つ外壁側なので、設置NGという話しがあり、
ここに6台のパッシブファンを、換気が上手くいくよう東西の外壁に、
給気と排気が対になるように計画させていただきました。
意匠性の追求
次に極力存在感をなくす工夫が求められました。
換気ユニットは、窓上のスペースの一部を壁化して設置を試みました。
意匠性の観点から、外壁色に合わせて「ホワイト」色の屋外フードを選択し、
規則的に配置する事で、換気をさりげなく、目立たせないように配慮しました。
本堂内に配管は一切現れません。
現れるのは集中コントローラーから各換気ユニットへの配線ですが、本堂の美しい本漆喰の壁を傷つけないように、天井裏や長押(なげし)等を工夫して通し、メンテナンスができるように配慮しました。
換気システムを導入してみて
今年、2度目の冬を経験されますが、
ご住職様は、様々な一種換気を比較したけれど
この商品を選んでよかったと、よくお話をされているようです。
また、メンテナンスにお邪魔させていただきます ♪
passiv Fan(パッシブファン)では、新築リフォーム問わず、
使用される建築や、使用用途によって、
柔軟な使い分けができる換気システムとなっております。
中には設置が難しい案件もございますが、
何を優先されるかご希望を頂ければ、
ざっくばらんに物件ごとに最適と思われる提案をさせていただきますので、
是非、お気軽にご相談くださいませ。
エアラボ 臼井
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