こんにちは。
外商二課の佐藤です。
今回は、パッシブファンを取り付ける上で
局所換気の考え方についてご紹介したいと思います。
トイレ、浴室、キッチンの換気は
パッシブファンでは行えませんので別途三種換気を必要とします。
負圧の形成を抑止するため、トイレ、浴室等は
使用中以外は停止していることが望ましいです。
そのため、レンジフードは同時給排型が理想です。
トイレは人感センサーでOFFになる機種のものを、
浴室はタイマー等でOFFになる機種のものを選ばれるといいです。
【局所換気設置】
パッシブファンを含む全熱交換換気は、顕熱の他、潜熱を回収します。
そのため、顕熱のみを交換する熱交換換気よりも多くの熱量を回収することが可能となります。
全熱交換換気は、熱交換素子内での結露防止の観点から、
トイレ、浴室、洗面室への設置は推奨されておりません。
【局所排気の使用方法】
局所排気を「入」にし続けると、負圧を形成し、
パッシブファンは通常より外気を給気しやすくなり、効率低減の原因になります。
パッシブファンを効率よく運転させるには、
局所排気は24時間運転せず、使用した後だけ換気を行うことが必要になります。
そのため、トイレは人感センサー付きを、
洗面室には湿度センサー付きの機種を選定することを推奨します。
エアラボでは、パッシブファンのみならず局所換気設備も取り揃えておりますので
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