こんにちは。エアラボの臼井です。
週刊文春に「温かい家」は寿命を延ばすという記事が掲載されています。
私もさっそく買いました//
日本では交通事故で死亡する人よりも、
住宅の中で死亡する人の数方が多いという驚きの事実があるのはご存知でしょうか。
健康と温かい家(=断熱)には関係があるのです。
記事によると日本にある住宅の8割が温かさを保つために必要な断熱レベルに届いていない
「寒い家」で、こういった家では、ヒートショックの可能性があり、脳こうそく等の発病リスクが上昇するとあります。
この記事を紹介されているのが、慶応義塾大学の伊香賀教授、
近畿大学の岩前教授、首都大学の星名誉教授といった
とても権威のある方々。
三者の研究が一つの記事になっているのは、
文春さんが最初ではないでしょうか。
海外では、健康と断熱という研究が進んでおり、
国が定めた断熱レベルを必ず守らなければ建築できないのです。
一方、日本はどうかというと、
耐震基準には世界に比べてトップレベルの厳しい基準はありますが、
断熱に関しては基準がないのが現状です。
無断熱でも合法、
断熱に関しては国の基準がないのは先進国の中では日本だけです。(詳しくは、建築物の省エネルギー法をご覧ください。)
住宅の中で死亡する方は2012年で1万5千人に達しています。
これは交通事故で死亡する方の約4倍の数です。
室内よりも室外の方が安全というありえない事態。
日本の車や電車は世界一安全と言われていますが、一方で日本の住宅は危険なのです。
しかし、民間では断熱、断熱と言われ続け、
断熱が大事という事実は少しずつ広がりを見せています。
・パッシブデザイン協議会
・パッシブハウスジャパン
・新住協
・日本エネルギーパス協会
等の活動や、公演や著書を通じて認知されるようになってきました。
そして、ようやく2020年には待望の断熱の基準が設けられた省エネ基準義務化が予定されております。
省エネ基準が義務化されてしまったら、既存不適格になってしまう住宅だらけになってしまうでしょう。
そうさせないためにも、新築や改修の場合においても断熱性能でUA値0.6以下(温暖な地域、ちなみに義務化される基準値は0.87以下)を目指してください。
それくらい断熱性能があると真冬に暖房を切ってしばらく経っても室温が10℃を切ることは滅多にありません。
実際に震災があった、仙台、熊本で断熱性能が高くて非常に助かったというエピソードがありますので、
耐震・断熱性能の高い家はいざというときに家族を守れるシェルターになるのです。
工務店さんにしたら「温かい家」をつくるのは高額で、売れにくいというイメージがありますが、
光熱費は安く抑えられますし、
結露の発生リスクが少ないので住宅の高寿命化にも寄与しますので、
ユーザーにとっては多大な恩恵を得ることができます。
要は伝えれば、売れるのです。
まずは文春さんの記事を読んでよく理解すれば、
断熱がなぜ必要なのかを説くことができるようになりましょう。
更に詳しく知りたい場合には、
こちらの本もお勧めです。
更に今なら、改修工事で断熱リノベをすると補助金を活用できるという利点もあります。
弊社のEMセルロースファイバーも補助金利用できますので、さらに提案しやすくなっています。
詳しくは、断熱リノベ補助金情報をご覧ください。
エアラボでは、断熱、気密、夏期日射遮蔽、冬期日射取得、熱交換により、
冷房・暖房負荷の少ない家づくりに欠かせな建材・設備を提案いたします。
世界基準の高性能建材ブランド「passiv material」(パッシブマテリアル)シリーズ
ダクトレス熱交換換気システム passiv Fan(パッシブファン)
外付けブラインド passiv blind(パッシブブラインド)
アルミ木断熱窓 passiv window(パッシブウィンドウ)
また、代理店として取扱しています。
床下全館冷暖房システム Passiv Aircon(パッシブエアコン)
エアラボ ウスイタツヒコ
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