テラスコネクターを施工してみました。

こんにちは。エアラボの臼井達彦です。

 

今日はドイツ生まれの金物「ウッドデッキテラスコネクター」をご紹介します。

 

テラスコネクターはウッドデッキテラスに使用する金物です。

床板の美観と寿命を保ちます。

床板と根太の間に咬ませることで床裏の通気が確保され、床板の裏面から留め付けを行うため表側からビスが見えないというのが特徴です。

 

先日のジャパンホームショーを機に弊社でもウッドデッキを実際に作成し、テラスコネクターを使用して施工してみました。

設営1日目_3822

1.束柱・根太・幕板までをつくり、いよいよ床板の貼付け

事前段取り_5384

2.端っこテラスコネクターは幕板に添うように根太上を設置しました。

事前段取り_9009

3.一枚目の床板は上の写真で金物が見えている部分にのみビス打ちしています。

事前段取り_9740

4.床板の裏に 」  「 (カギカッコ)状に設置します。

事前段取り_7477

5.床板をひっくりかえしまし、フローリング材を差し込む要領でテラスコネクターが重なるように差し込んでいきます。

設営1日目_7114

この4.→5.の作業を延々繰り返すと作業完了です。

 

はじめての製作では、何度か床板を取り外したりしていたため、

やはり時間がかかりましたが、途中からコツをつかみ、

なんとか2時間くらいで床板を全部とめつけることが出来ました。

 

作業中、一旦床板を外しましたが、

床板の上から直接ビス止めしてしまうこれまでの方法では、やり直しをしていくうちに不要なところに穴ができてしまったり、仕上がりに影響があるのではないでしょうか。

 

テラスコネクター式では、仕上がり面は触らないため、突然のやり直しにも美観を保ちながら作業することが出来ました。

 

無垢のウッドデッキについてはソリがあるし、狂いがあるし、暴れるし、扱いにくいものです。

 

床板の上から直接ビス止めしてしまうと、使用していくうちに熱や湿気の伸縮で木が動くことがありますので、

ビス止めした箇所から木が割れちゃったり、ビスがねじ切れてしまったりするケースがありました。

 

テラスコネクターはヒンジのような役割を果たして、木の力を受け流すことができるのは意外な発見でした。

 

 

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