こんにちは。エアラボの臼井です。
「passiv Fan(パッシブファン)はどうして70秒間なんですか?」
とよく聞かれることがあります。
passiv Fan(パッシブファン)は1台の換気ファンで排気と給気を繰り返す構造なのですが、
給気と排気が切り替わる間隔が70秒間なのです。
答えは、70秒間が一番効率よく、換気と温度交換が両立できるからなのです。
60秒では換気を行うのに忙し過ぎる間隔で、
80秒だと今度は熱を逃がしすぎてしまう。
このような実験を積み重ねて、
70秒という間隔が一番しっくりくる間隔ということを発見したのです。
よく70秒間でちゃんと換気が出来るのか?と尋ねられることがあります。
従来の換気システムのように明確な換気経路(給気するところと排気するところ)の設計に慣れている方からすると
わかりにくいかもしれませんが、
passiv Fan(パッシブファン)のような換気システムはドイツでは「デセントラル(=分散方式/セントラルではないという意味)」といい、
何台もの換気ファンを使って、家の四方八方から新鮮な空気を送り込むことで、室内の空気を希釈していくという考えの換気方式になります。
passiv Fan(パッシブファン)は70秒間給気した後、一時停止して70秒間排気を行いますが、
一時停止したり、定格回転数に達するまでの間の換気量は、設計値に含んでおりません。
一定方向に換気ファンを動かすと1台当たり70~80㎥/hの空気を動かすことが出来ますが、設計値にするにあたり実験の検証結果から数値を補正しております。
きちんと有効換気量を確保できますのでご安心を!
ですが、プランによっては換気量が確保しにくい場合がございます。
その場合、弊社がお客様に代わり物件ごとに適当な換気プランを作成いたします。
詳しくは、お見積り・換気計算のご依頼からお気軽にお申し込みください。
エアラボ 臼井達彦
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