リフォームでも最低C値1.0は必要

既存の戸建て住宅にお住まいの方より、

三種換気から一種換気に変えることができないか?という問い合わせが

毎年1月から4月に多くなります。

 

4月に入って暖かくなってきたので、

少なくなりましたが、

朝のうちはまだまだ外気温が低いため、

三種換気の給気口から給気される空気に触れると

室内がとても冷え込むといいます。

また、風も強くなる季節ですので、

風向きによっては給気口から勢いよく外気が入るため、

気流感が不快という方もいらっしゃいます。

 

そのような三種換気をお使いの方より

お問い合わせをいただくことが多いのですが、

しかし、残念ながら既存の戸建住宅で、

第一種換気を取り入れるのは、容易なことではありません。

 

その理由は建物の気密性能にあります。

 

 

passiv Fan(パッシブファン)のような

ダクトレス熱交換換気システムの場合、

既存の給気口にファンと蓄熱エレメントを入れれば完成だろうと

想像される方も多いのですが、

問題は躯体の気密性能にあり、

隙間の多い住宅では計画換気がほぼ効果が見込めず、

換気が出来ているところと、

空気が滞留し続けてしまうところがはっきり区分されてしまうので

一種も三種も換気の意味があまりない状態となってしまいます。

 

一方、隙間のない気密性能が高い住宅では、

意図したところから空気が入り、出ていくため

換気が狙い通りにいくのです。

 

リフォームで後付けする場合でも、

出来れば相当隙間面積(C値)で1.0cm2/m2以下の性能が望ましいです。

 

折角良い換気扇の導入を検討されるのであれば、

躯体の性能向上リフォームも同時にご検討いただけますと幸いです。

 

 

エアラボ 臼井

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