「換気の6要素」をご存知でしょうか？
換気の6要素は、
省エネ、イニシャルコスト、施工性、メンテナンス性、快適性、ランニングコストの6要素で、
換気システムを選ぶ際の指標になるものとして紹介されております。
1．省エネ性
換気システムの消費電力は非常に重要です。24時間運転する設備なので、電力効率に注意して選定しましょう。一般的にダクトレス式は1台当たり2〜4Whの機種が多く、DCモーターダクト式で20〜40Wh程度となっています。
2．イニシャルコスト
初期投資にかかるコストを考慮しましょう。商品自体の費用だけでなく、設置工事費用も含めて比較することが重要です。
3．施工性
施工性は2.設置工事費や4.メンテナンスコストに直接影響します。建物の間取りや構造も考慮し、スプリンクラーや天カセエアコン、埋込照明などの設備との干渉を避けましょう。
4．メンテナンス性
換気扇は長時間使用すると埃や汚れが堆積します。定期的な掃除が必要です。特に第一種換気は入替工事が難しいため、メンテナンスの容易さを確認しましょう。
5．快適性
温熱環境に影響を与えます。全熱交換器を搭載したシステムの場合、温度交換効率とエンタルピー効率を確認しましょう。
6．ランニングコスト
フィルターやファン（モーター）、熱交換素子などの消耗品の取替周期と金額を導入前に確認しましょう。
これらの６要素を考慮して、自分の家にあった適切な換気システムを選択しましょう。
エアラボ 臼井
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