こんにちは。旅行をすると大体「雨」のエアラボ・ウスイタツヒコです。
ここさいたま市では桜もすっかり見頃を終えて一雨ごとに梅雨の気配を感じさせる季節になりました。
梅雨といえば、洗濯物を部屋干ししたり、窓による換気ができなかったりしてジメジメした空気がこもりがちに・・・
放置していればたちまちカビやダニ、嫌なニオイの発生、木材の腐食等となります。また、壁の中、床の裏など眼に見えないところで傷みが進んでしまいます。
部屋の中の湿度を下げるには、
・温度を上げる
・除湿をする
・水蒸気を発散させない
が、必要です!
温度を上げる
気象庁の資料によると、梅雨まっただ中の東京6月日中の平均外気は21℃・湿度80%と温暖・多湿です。
この状況で温度を上げる方はあまりいらっしゃらないかと思います。
室内の空気を湿度80%から60%へなるように温度を上げるとすると実に27~28℃と高めの温度を維持しなければなりません。
除湿をする
ジメジメ対策には、エアコンの除湿機能や、除湿機、布団乾燥機を押入れの中から引っ張りだして除湿をすることが多いかと思います。
確かに電気をつかって除湿をすることができれば効果があるのですが、
実際には料理をしたり、洗濯物を部屋干ししたり、お風呂に入ったりと生活による水蒸気がどんどん室内に発散してしまい、
湿気とはなかなか取り除けないものなのです。
しかも、清涼飲料水のCMにあったように人の体は80%が水でできています!
1日に成人男性は呼吸や汗により1~1.5リットルもの水分を体内から放出しています。
4人家族だったら4~6リットルもの水蒸気をそこらじゅうにばらまいていて、それに生活による水蒸気が加算されると1日に10リットル~15リットル近い水分を空中に発散します。
家庭用の除湿機のタンクは大きいもので4リットル前後なので、人体の水分発散だけで1日に3台分は満水にする計算です。
しかし、その3台分の電気代も考えなければなりません。
1日中、除湿機を運転させたら、1台あたり約160円ですからね。
そこでなるべく除湿機の運転時間が短く済む方法を次に書きます。
水蒸気を発散させない
調理をしなければいいの?!風呂に入らなければいいの?!と思われるかもしれませんが、そうではありません。
水蒸気を室内に充満させないためには、素早く取り去るにはどうしたら良いかの生活テクをここで紹介します。
料理→必ずレンジフードをオンにする
入浴→使用後扉をきっちり閉めて換気扇をオンにする
料理や入浴で大量に出る水蒸気をはやく排出するには換気扇を回すのが1番です。
キッチンのレンジフードは最近の新築住宅では必ず負圧レジスターが近傍にありますから、
そこから空気を取り入れて調理の熱や水蒸気と一緒に排気してくれます。
浴室は隣の洗面脱衣室から給気し、扉の換気ガラリを開放して排気ファンから水蒸気を排気する方法が効果的です。
防犯が考えられている設計の浴室では、扉を締め切り、上げ下げ窓をスライドさせて空気の出入り口ができるように換気すると良いでしょう。
しかし、給気するってことは自然と外のジメジメを直接取り込むことになるなぁーという方には、全熱交換換気がオススメです。
梅雨、夏のジメジメした空気をある程度除湿して給気し、冬は乾燥を抑える効果があります。
少しでもジメジメ空気を取り込みたくないっと強い思いを持たれた方は、
全熱交換換気の「エンタルピー交換効率」、「潜熱回収」といった数値が高い機種を選ぶと良いと思います。
全熱交換換気については【passiv Fan】全熱交換換気のもたらす効果をご参考に!
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弊社のダクトの無い全熱交換換気システムpassiv Fanは多孔質セラミック技術によって調湿作用は非常に高いレベルを実現しました。
また、調湿性能の高い「珪藻土」や、新聞紙からつくられた断熱材「セルロースファイバー」を併用することにより非常に調湿効果あります。
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