【コラム】高い気密性能を実現するために②~貫通部(おもに換気)編~

 

~貫通部(おもに換気)編~

電気、水道、換気、エアコン・・・・

 

外から家に引き込まなければならないものはたくさんあります。

 

配管、配線、ダクトと呼ばれるこれらの多くは円形をしているため、

隙間なく気密処理するにはとても手間がかかります。

 

専用のパッキンなど気密部材を使用するなどの選択肢もありますが、

配管の1つ1つ形状や径が微妙に違ったりして、

全部そろえるのが手間・・・

 

しかも、業界の良くないところかもしれませんが、

あまり使わなそうだから1つか2つで良いのに、数百の単位でしか売っていないから、

結局高額の買い物にならなければいけなかったりということもあります。

 

 

・・・・要因が重なり、採用するところも少ないのが現実です。

しかし、気密はとっても肝心!目をつぶるにはいきません。

 

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理想的な貫通部分の気密処理は、

①外壁や内壁を張る作業の前に、穴をあけて、その部分にスリーブを通す

②しっかりとその周囲をスリーブに適合するパッキンで気密処理

という上述の方法が望ましいでしょう。

 

 

ちなみに、passiv Fanの商品パッケージの中には、

貫通部分をケアする防水・気密ゴムシートと気密テープが必要な数だけ付属しております。

 

大半は「現場で用意しくださいー」となりがちなこれらのアイテムですが、

せっかく熱交換という付加価値のある商品を買っていただいたのだから

気密処理もしっかり行っていただきたい!!という思いと、

工事店様の方で用意する手間とコストを省くことで、

少しでもお施主様の負担軽減と安心を叶えたいと考えてきた結果です。

 

その選りすぐりのアイテムたちを紹介します。

 

弊社こだわり気密部材その①

「防水気密ゴムシート」 

 

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EPDM系のゴムで出来た防水と気密を確保するためのシートです。

passiv Fanのスリーブ管(外径φ165mm(呼び径VU150))にぴったり合います。

ポイント1

長寿命

高温に強く、木材伸縮に追従

耐高温性、耐候性、伸縮性、反発弾性に優れたゴムを採用

一般的なゴムシートは温度で伸縮しまいます。

夏期日射熱で外壁の温度は50℃~70℃まで温まります。

そうすると、木材の伸縮にあわせて、

防水シートやゴムシート、気密テープまでもが動き、

隙間が生じてしまいます。

弊社のゴムシートは素材そのものが熱変化しにくく、

木材の伸縮あわせてやさしく追従するため長持ちします。

ポイント2

施工性良好

薄く、現場加工がしやすいため施工性良好

 

弊社こだわり気密部材その②

「気密テープ」 ウルト社(ドイツ製)EURASOL(ユラソール)

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なぜドイツ製?

いろんなテープを試してきましたが、

テープ自体が柔らかく、時間がたつと硬化し、グッと防水気密ゴムシートを引き寄せるのでGood!!

丸形の配管に隙間なく貼りやすいため、どなたにでもおススメです!!

日本ではあまり見かけないタイプの気密テープですが、お気に入りの気密テープです。

ポイント1

初期接着力、最終接着力

施工直後の粘着力は中程度のため修正、貼り直しが可能。

硬化すると非常に強力な粘着力を長期にわたって発揮。(完全硬化時間6時間)

ポイント2

気密加工に最適

施工直後はテープがやわらかいため、換気口周りや入隅部分などへの施工が簡単

 

ポイント3

安心品質!!

無溶剤、内外兼用、あらゆる透湿防水シート・調湿気密シートに対応、

ドイツフラウンホーファー建築物理学研究室にて気密性能の認定取得製品

 

 

 

 

passiv Fanの付属部材としての紹介でしたが、小売りもしています。

 

 

エアラボ ウスイタツヒコ

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