換気扇のフィルター選びにおける4つのポイント
1.捕集率は何パーセントか?
PM2.5の粒径は2.5μm(ミクロン)以下、花粉の粒径はおおよそ10μm
知らない方も多いのですが、PM2.5よりも花粉の方が粒子径が大きいのです。
花粉は底の方に溜まりますが、
PM2.5は花粉よりも軽いため、空気中を浮遊します。
まずフィルターを選ぶ上で押さえておきたいのは、
どの微粒子を何%捕集できるかです。
どのくらいの大きさの微粒子を何%取れるかをしらべましょう!
2.捕集率の測定方法は?
よくPM2.5を99.9%ブロックする!というマスクのコマーシャルが流れていますが、
どうやって計った数字かというところが肝心!
測定方法によりその数字の持つ意味が大きく異なるのは、ご存知でしょうか。
質量法99%捕集できていても、
計数法では30%しか捕集できていないよ。
ということを表します。
1個1個の透過した微粒子の数を数える計数法に比べて、
質量法はとても大雑把です。
PM2.5などの細かい微粒子の対策を考え、
計数法によって確かめられたフィルターを選定すると良いです。
3.圧力損失は?
空気が通りやすいかを示す大事な性能値です。
この数字が低いほど空気が通りやすくなります。
使っていくうちに埃が付着すると圧力損失が増大し、
空気が通りにくくなってしまいますので、
メンテナンスはこまめに行うのがポイントです。
この点については、電子集塵式フィルターは優れております。
しかし、大掛かりな設備のため、
住宅を建てた後では採用が困難なことや、
導入費用が高額になってしまうこと等がデメリット
4.使い捨てか?繰り返し使えるのか?
経済的かどうかにかかわる重要なポイントです。
使い捨てで交換の頻度が早いものは経済的でありません。
PM2.5を捕集できるような多くの高性能フィルターは、
一般的に目が細かい構造のため、
メンテナンスできない、使い捨てのものが多いです。
そのため、
この高性能フィルターに入る前に、
プレフィルター(捨てフィルター)を設けてあげると
長持ちさせることが出来ます。
2重構造のものを選んであげると経済的です。
メガフィルターは二重構造ですが、
探してみると二重構造の商品は意外と少ないのがわかります。
まとめ
細かい微粒子をしっかり捕集できて、しっかり空気を取り入れられるフィルターが理想的なフィルターです。
その点、電子集塵式フィルターに敵うものはないと思います。
しかし、
取付工事、設置コストやメンテナンスにかかるランニングコストが高く、
経済面でのデメリットがあります。
弊社商品のメガフィルターは
他のフィルターに比べ、
圧力損失が低いとは言えませんが、
計数法により確かめられた性能と、
二重構造によって、
性能と経済性を考え開発してきた製品です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらのリンクもご参照いただければ幸いです。
アレルゲンをシャットダウン!迷わずメガフィルターを採用するべき5つのポイント
エアラボ ウスイタツヒコ
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