【Passive Aircon】全館空調に必要な外皮性能について

「Passive Aircon」は床下に空気を送り込み、1階の床に設けられた吹き出し口から温風を吹き出す全館暖房です。

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冷房時には床下に空気を送り込みません。2階の吹き出し口から冷気を吹き出すことで全館冷房します。

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1台で暖房冷房できるエアコンのメリットを利用した全館空調です。

 

全館空調のイメージ

「使っていない部屋も暖めたりするのは無駄じゃない?」

全館暖房にはお金のかかるイメージがついてしまっていますが、

実は外皮性能(断熱)レベルによって大きく左右されます。

せっかくの全館空調が効率よく運転できなければもったいないのは当然ですが、

全館空調が確実に効く!?最低限の外皮性能レベルはいったいどこなのでしょうか。

 

全館空調するならHEAT20 G1以上の外皮性能

今日はPassive Airconが採用されている千葉県のモデルハウスを見学してきました。

モデルハウスの躯体性能は、

①外壁:ウッドファイバー100mm

②天井:グラスウール200mm(推定)

③窓:木製サッシ+トリプルガラス

④基礎断熱:スタイロフォーム内側全面敷設

⑤全熱交換換気

 

HEAT20 G1レベル以上G2未満といった外皮性能レベルです。

 

見学したのは午後3時で外気温+5℃と、かなり冷え込みました。

Passive Airconは午前中からずっと動かしっぱなしで、

見学時には設定温度23℃で「キープ運転」していました。

 

Passive Aircon(パッシブエアコン)用語「キープ運転」とは?

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有線壁付コントローラー内の温度センサーが温度を感知し、ON/OFFを繰り返すいわゆる省エネ運転モードのことです。*1

暖房時には設定温度の―5℃以下にならないように

冷房時には設定温度の+3℃以上にならないように制御します。*2

省エネ効果が非常に高く、経済的な運転モードです。

 

*1 系統ごとにキープ運転を選択することが可能です。

*2 掲載している温度はデフォルト値です。設定温度は変更可能です。

 

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床面温度は、23.3℃で寒くもなく、暑くもなく、、、

吹抜けがあり、2階の天井の温度を測ったところ、天井温度23.6℃

1階と2階の温度差はわずか0.3℃でした。

 

東京大学の前先生が「エコハウスのウソ」という著書の中で、

快適について、

《快適》とは《不快でないこと。「究極の温熱環境」とは毎日長時間いても不快に感じず体に負担とならない空間》

と定義していました。

 

体感したのはピタリと《快適》に当てはまっていると思います。

 

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1時間くらい見学して、

午後4時。

辺りが暗くなってきていよいよ冷え込みがきつくなる時間でしたが、

室温下がる気配無く「キープ運転」

 

エアコン故障かな?と思うぐらい静か 笑

 

 

まとめ

Passive Airconではキープ運転機能が備わっていて、

HEAT20  G1レベルの外皮性能であれば「省エネ」かつ「快適」!という事がわかりました。

 

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Passive Airconと相性のいい換気

今回のモデルハウスのように全熱交換換気を使用するときには、

換気と空調のダクト干渉など計画が複雑になります。

そんな時には

ダクトの不要で全熱交換が可能なダクトレス熱交換換気システムがおすすめです。

 

Passive Airconはどこで買えるの?

OK-DEPOTエアラボでは、Passive Airconの販売を行っております。

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