この度、 環境省が行う補助金事業 「 平成 31 年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス( ZEH )化による住宅における低炭素化促進事業」 (以下、「 ZEH 事業 」と言います。) において、中間報告時の申請書式の一に指定されている「 BELS 評価書」に、弊社の販売するダクトレス第一種熱交換型換気設備 passiv Fan (以下「パッシブファン」と言います。)の熱交換性能を入力しても評価機関にてその性能値を取り下げられるといった事案が発生いたしました。
これまで、弊社では SII 公募要領中の「 設備等のうち補助対象となるものについては、JIS等の公的規格や業界自主規格等への適合確認を示すことができるものを導入すること。 」 という要件 に則り、「自己適合宣言書」や「仕様書」等にて対応を行って参りま したが、 当報告を受け、 調査を進めた結果、BELS 側 で ダクトレス熱交換換気システムに限り 「第三者機関における JIS 効率を確認 」 という条件が新たに加えられ ていることがわかりました。
現在、上述の「自己適合宣言書」や「仕様書」等で対応できるかについて調査を行っている最中です
が、 評価機関 や担当者 により 様々な見解 をいただいており、一概に ZEH 申請できるとは 言い切れない 状況となっております。
また 、 SII 担当者から ZEH 事業にてパッシブファンの熱交換性能を評価する場合は、下記の4条件が必要と の回答が得られております。
<ZEH 事業で「熱交換」評価対象となる条件について>
① 比 消費電力( 0.2 以下)の規定をクリアできる
② 温度交換効率( 65% 以上)の規定をクリアできる
③ 24 時間換気の計画書・計算書が提出できる。
④ 評価機関が自己適合宣言書で OK を出せる。
したがいまして、既に ZEH 申請をされているお客様 並びにこれからご検討のお客様におかれましては 、BELS等第三者認証評価機関へ④を確認された 上 で、お見積り、ご発注を賜りますようにお願い申し上げます。
この度は不測のルール改正につき ご不便をお掛け致しますが、ご理解、ご協力の程お願い申し上げます。
今後、弊社では お客様の ZEH 申請 が支障なく行えますように、
外部機関での試験測定等の対応を早急に行って参ります。
【重 要 】 ZEH 申請時における 評価機関への ご確認 のお願いについて