先日、passiv Fanを採用頂いた都内の現場に訪れると、
電気屋さんが机にpassiv Fanと、
方眼用紙にpassiv Fanの実寸の図面を広げていました。
鉛筆と赤のマーカーで描かれた自作の型紙。。。
何のためかと聞いたところ、
現場の壁厚とpassiv Fanの断面を書くことで、
スリーブ管のカット寸法を出したり、
機器がどのように納まるのかを知るためだとのこと。
passiv Fanを初めて施工する業者さんでしたので、
いろいろと施工に不安があったようです。
その業者さんは実際施工されずっと前から、
商品の承認図や施工要領書を取り寄せられていたのを後から知りましたが、
実寸の寸法図をご自身で作成されていて、
その丁寧な仕事ぶりに思わず感動してしまいました。
passiv Fanは、スリーブ管に
換気ファン約50mm、蓄熱エレメント約150mm(125mmもあり)、防火ダンパー約50mm(防火地域、準防火地域のみ)を納めます。
その本体寸法を合計すると、250mmになります。
そのため、総厚200mmの壁でしたら、50mm分を外壁の外側に出す格好になります。
ちなみに、屋外フードが深型なので、出たところのスリーブ管はきちんと隠れるようになっています。
ダクトレス熱交換換気システムに携わり5年になる私にとって、
施工のいろははわかっていても、
初めて施工する現場の施工者はわからないことだらけ・・・
施工要領書を読めばわかるようには作っていますし、
現場から弊社に「施工がわからない」とかで電話をかけてくるケースは滅多にありませんが、
こういう声があることは知りませんでした。
外壁からスリーブ管をこんなに出しても大丈夫かなぁという現場の声は他にもあるのではないかなと思います。
その日会社に戻って、さっそく自分で実寸の図を作図してみることにしました。
きれいに体裁を整えて 完成!!!
施工用型紙と名付けました。
何度かpassiv Fanをご採用頂いている方々には不要かもしれませんが、
いちおう、出荷ごとに施工要領書と一緒に添付していただきます。
メイド イン ジャパン
これからも日本の施工事情に合わせた使いやすさを追求してまいります。
施工用型紙が事前に欲しい方はデータでお送り致しますので、
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エアラボ ウスイタツヒコ
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