こんにちは。エアラボの臼井達彦です。
きょうはよくある質問の中から
ダクトレス熱交換換気システムpassiv Fan(パッシブファン)の
設置高さ、位置などの質問に関して記事にしてみました。
passiv Fan(パッシブファン)の設置高さに関する基準、注意点
弊社では床上1900ミリ程度までの高さを推奨していますが、
メンテナンスに支障のない高さで設置してほしいです。
あまりに高すぎるとフィルターを取り外したり、
蓄熱エレメントを取り外したりするときに
脚立を必要としてしまいますので、
脚立の必要ない高さに設定するのが良いです。
ですが、生活上、耳元の位置などは
ファンの音が耳障りになってしまうケースが考えられますので、
家具などのレイアウトを想定した高さ設定が必要です。
一方で、床面近くに設置しているケースもあります。
床面に設置する際
ペットや子供がいたずらしないか注意が必要ですが、
問題がなければ低い設置も可能としております。
passiv Fan(パッシブファン)|サイズの確認
室内カバーのサイズは205×235ミリです。
室内カバーは縦横どちらの方向でも使うことができます。
エアコンの室内機、スリーブ、照明などと干渉しないように
サイズを確認します。
屋外フードは開口芯より上に112ミリ
282ミリが全高です。
外壁の軒、庇、樋、配管、干渉しないようにサイズを確認します。
passiv Fanの位置|エアコンの近くでも大丈夫か?
うまく換気させるには壁や天井から220、210ミリ以上離します。
この離隔を守ればエアコンの下や横並びでも設置は可能としております。
外壁側にクローゼットがあるような部屋や
部屋や廊下に囲まれた中間の部屋などは
窓が一方向しか取れないケースが多いため、
エアコンの下しか換気口が設けられない場合があります。
その場合でも必要な離隔をとっていただければ
効率よく換気することは可能ですので、
現場の状況に応じて設置してください。
passiv Fanの位置|設置NGにしているところ
・「トイレ」内
排気用のパイプファンの方が臭い取りに向いています。
passiv Fan(パッシブファン)ではなくトイレ用のパイプファンを推奨します。
・「洗濯室」「浴室」内
入力や洗濯で生じる大量の水蒸気が全熱交換作用によって湿気を逃がしにくくなりますので、
排気用のパイプファンの設置を推奨します。
・「納戸」「小屋裏収納」「ウォークインクローゼット」
物で換気口がふさがってしまう恐れがない場合には設置可能
・「床下」
基礎断熱の床下空間はメンテナンスが行えなくなってしまうため設置は控えてください。
・「レンジフード」のすぐ近く
同時給排のレンジフードの場合を除いて、
レンジフードの近くは強い引っ張り作用がありますので
passiv Fan(パッシブファン)を近くに設置しないでください。
少なくとも差圧式給気口(負圧ダンパー)よりも離した位置に設置してください。
難しいかな?と感じた方も安心ください!我々にお任せください!
エアラボでは図面をいただければ配置の提案図を作成させていただきます。
適正な位置になるように計画をサポートいたしますので、
お気軽にご相談下さい。(換気計画のご依頼はこちらから)
エアラボ 臼井達彦
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