こんにちは。エアラボの臼井です。
パッシブファンの熱交換の心臓部
「蓄熱エレメント」
熱交換を支えるこのパーツについて
詳しく解説します。
特徴1|蓄熱エレメントの素材
まず、蓄熱エレメントは、
お皿と同じセラミックという、
陶器の一種で作られています。
その為、水に浸して丸洗いできる!
という利点があります。
▽▽▽蓄熱エレメント水洗いの様子▽▽▽
一般的な熱交換素子の素材は、
紙製ですから、
水洗いはできませんし、
寿命が来たら、交換するしかありません。
セラミック製の蓄熱エレメントは、
割らない限り、
永久に使えるという利点もあります!
特徴2|ハニカム構造で頑丈!
お皿と同じで高い所から落とすとパリーンと
割れてしまうのではないかと心配される方も
いらっしゃると思いますが、
実は、そう簡単に割れません。
蓄熱エレメントの全体が
衝撃から守る保護用のスポンジで覆われ、
外から内へ伝わる衝撃を吸収します。
過去に何万個と出荷しており、
中には輸送中に欠けてしまうものもありますが、
完全に割れてしまったものはありません。
私も掃除で引っ張り出した時に
落としてしまった事がありますが、
割れて使えなくなった事は1度もありません。
特徴3|六角断面で熱を素早く伝え、換気効率UP
旧仕様の蓄熱エレメントは、
上の写真のとおり四角い断面でした。
ですが、現在のパッシブファンは
下図のような6角断面のものを採用しています。
蓄熱エレメントの内部を空気が通り抜ける時に、
空気が触れる面積が大きい方が、
熱の伝わりは良くになります。
また、断面も丸に近い方が、
空気の抵抗も少なくなりますから
風量のUPが期待できます。
その為、従来の正方形断面よりも、
六角の方が、温度効率も、
風量も改善されているのです。
以上が、蓄熱エレメントの特徴です。
従来の第一種換気システムにはない
セラミック製のハニカム構造の素子は、
ユニークな方法で換気する
交互給排型熱交換換気システムの最大の特徴です。
passiv Fan(パッシブファン)の蓄熱エレメントには、
長さ125㎜と、長さ150㎜の2種類のサイズを用意しております。
リフォーム、新築等、
使用される建築の外壁構造や、使用用途によって、
柔軟な使い分けができるように、
数種類のパーツを持って、
カスタマイズが可能な換気システムとなっております。
是非、お気軽にお問い合わせくださいませ。
エアラボ 臼井
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